2007シーズン回顧

明日未明にフォーミュラワン選手権の2007年シーズン最終戦がスタートする。三人のドライバーにチャンピオンのチャンスが残っていると云うのだが、私はチャンピオン争いの結末を正確に予測できる。
まちがいなく、キミ・ライコネンがチャンピオンになる。ブラジルのレースの結果如何に関わらず。
何しろ、銀色のマシンに乗るドライバー二人が、未だにレースに出場していることが私には信じられない。彼らは不正を行い、それが曝露され、認めた。ペナルティとしてチームに対して失格の裁定が下った。ドライバー個人の記録が抹消されない唯一の理由は興業上の都合である。
ライバル無しでは、フォーミュラワンレースの興業上大きなマイナスになると云う判断だろう。
忘れないで欲しい。モータースポーツの最高峰、フォーミュラワン世界選手権はまた、フォーミュラに則って行われるスポーツなのだ。ならば、ルールに違反し、スパイ行為を働き、不正に勝利を得たものはチャンピオンシップから除外されるべきである。失格の裁定が下ったチームのドライバーがレースに参加する資格がないのは明らかである。
ブラジルのレースの結果如何に関わらず、二人のドライバーは失格する。チャンピオンに相応しいのはライコネンである。