落石注意

山道を車で走っていて、落石注意の看板を見ることがある。え。

そりゃ危ない。落石危ない。思わずがけの上の方を見上げる。ではどうしろと。とにかく逃げるしかないのか、幸運を祈るしかないのか。大あわてで走り抜けろと言うことか?違うよね。

これは、動物注意とおなじで、石ころが落ちてくるかも知れないから、頭上注意、ではなくて、落石が前方の道路に落ちているかも知れないから、十分に前方に注意しつつ運転せよ。頭上から降って来た場合は知ったことではない。幸運を祈る。

そういう意図のアラートなのだろう。

一方、危険物搭載を明示して一般公道を走るトラックもいる。これはどうだ。

自分の身の回りには、いろいろな危険物がゴロゴロしている。そういう印象をもつのだが、何かいろいろな都合で、危険なものを運搬しなくてはならないのは理解できる。危険であることを明示し、未然に事故の可能性を減らす。その車を運転する当人も、周辺の人々も、あぁ、この車は危ないんだと思う。ちょっと離れておこうと思う。道路交通法で、そういうことが決められて居るんだろう。

赤ちゃんが乗っています、はどうだ。赤ん坊が乗っていますから、ゆっくり走りますとか、そういうことか。他に何かあるか?赤ん坊が乗っていると、ゆっくり走るのか?なぜ?

そういえば、精密機器運搬中というようなトラックもあるな。これはゆっくり走らせてあげようという気分になる。いや、赤ん坊だが、赤ん坊を乗せているとゆっくり走らなくてはならないという何か理由があるのだろうか。無いと思う。チャイルドシートが義務化されて以降は、全くその様な理由は該当しない。赤ん坊が居ると、急な用事が出来て、道ばたに停車するというのはあるかも知れない。

赤ん坊が生まれて、とにかく嬉しいからそういう掲示を出していると思っていた。それに、いつも赤ん坊乗せているわけじゃないだろうし、赤ん坊を乗せるときに貼り付けて、乗せていないときは外すという話も聞かない。あんまり意味はないんだろうな。「Baby in Car」に至っては、読めない人も居るンじゃぁないの?つうか、欧米か?