誤読しない方法

誤読しない方法は簡単で、自分は誤読していないと信じることだ。

事実、誤読はするものではなく、されるものだ。誤読している側は、ちょっとあなた誤読していますよ、といわれるまで気つかない。しかし、誤読される側はすぐに気づく。つまり、誤読はされるものであって、するものではない。

だから、誤読されない工夫を検討するべきで、これは比較的簡単に答えが出る。

出来るだけ読ませないことだ。

必要最小限のことのみを書く。余計なことを書き加えると、誤読される。

例えば、こういったやりとり。

Aさん:どうしてここに「XXXX」の話が出てくるかについてお答えします。つまり、、、

Bさん:べつに、あなたが「XXXX」の話をする理由など尋ねていません。

Aさんが「つまり、、、」の前に無意味な一文を書き加えたために、Bさんはそれ以下の文章をまともに読まないだろう。

あとは、野となれ山となれ、と、解釈を読み手に任せていちいち気にしないこと。分からせようと努力する必要はない。