近況

私は、私のブログに、自分が書きたいことを書ければそれでよいのだ。だから、ヤフーブログだろうが、何だろうが構わない。「嫌なら止めればよい」というアドバイスは耳に入らない。

私は、自分が公開した文書はある程度、少なくとも自分で責任が持てる範囲で、永続的であるべきと思っているから、ついうっかり始めてしまったブログであったとしても、自分にとって何らかの意味づけをして、それなりに活用し続けたいと思う。

ヤフーのやり方には、あれこれ反発を感じることもあるが、このブログは私の中で確たる位置を占めており、それはかなり重要なポジションとなっている。これまでに、そしてこの先に何が起きるか知ったことではないが、とにかく続けるわけだ。始めた以上は続ける。出来る限り。私のコンテンツに貴賤はない。

ヤフーがブログをどのように変えようと、私は頓着せず、今まで通りに続ける。残念だと思う事もあるが、周りが変わるだけで、私と私のブログ自体は変わるところはない。

アルゼンチンババア」の意味が分からない。何かのタイアップなのかも知れないが、このデザインの色遣いは、大変読みやすい。今まで見かけたヤフーのブログの中で最上と思う。

ここに限らず、私が運営するウエブページやらブログ、総じて言えることなのだが、私が費やす努力に較べて、閲覧者の数が少ないと、常々感じている。何人見たら満足するか、と云う質問の答えは、「一人」なのだが。

他の人のあんまりたいした内容がみつからないブログで、ページビューが私の何十倍もあると、ちょっと驚く。この世の中の仕組みに、私の知らない何かがあるのではないかと訝る。

ごく偶に、だが、私の文書を引用していろいろと論じてくださる方がいて、ネタにされた私のページより、引用した側が大抵かなり良く読まれているようだ。ちょっと不思議な気分になる。

そういえば、徳保さんが私の文書にリンクしてヤフーの転載機能仕様変更を改悪と表現なさった。私も改悪と思っていたが、自分の書いたものを読み返してみると、はっきりと改悪とは書いていない。内側にいる立場として、ルールどう変わろうが、自分はやりたいことをやるだけ、という気分でいたのだが、玉虫色の自分の書き方に少々反省する。これは改悪である。寧ろ、様々な人々が「改善」という言葉を使うのに、大変抵抗があった。本当に考えた上でそういう言葉を使っているのか、それとも何かの皮肉のつもりなのか。

たとえ改悪と思ったところで、私はヤフーを止めてしまうか、続けるかの判断を迫られ、結局、自分の文書が永続的なURLを持ち続ける事を選んだ。ヤフーの規約と今のところは関係ないという結論に達した。私は私の書きたいことを書いて、やりたいように公開する。それが全て。徳保さんの文書の要点は、著作権の主張とプロがどうのこうのという点だが、それは各人の自覚の問題で、私はその部分には興味がない。

私が公開している文書に対する著作権に対する見解は、「インターネットにおける著作権」(道具としてのパソコン2004-03-30)に書いてある。少々無理があるような気もするが、とりあえずはこれでオーケイだ。

私が書いた内容を誰かがさも自分のものであるかのように公表し、それが私の知るところとなったら、私は、おそらく「その内容は私がかつて公開したものと寸分違わず一緒ですね」というだろう。何しろ、すでに公開しているのだから。私はそうやって事実を指摘するだけだ。著作権侵害で訴えますとか、そういう積もりはない。事実を事実として公表する。それ以上のことはしない。後は読者が判断するだろう。私の著作権は、それで十分に守られるのではないかと思っている。

私が公開している文書は、どうぞ自由に利用してください。いちいち私に断りを入れる必要はありません。特に、コメント欄に「転載しました」とか、書くのは止めてください。

というようなことを私は考えている。