なんとかカード

健康保険証が面倒くさい。財布に入るカードにして磁気テープかICチップを埋め込んでなんかもう少し使いやすくしたらよいと思っていた。アメリカで生活していたとき、私が加入した保険会社は磁気カードを発行してくれた。外来では、財布からカードを取り出して手渡す。健康保険に関するさまざまな記録が引き出せる仕組みと思う。
いや、ちょっと待て。
私の財布はさまざまなカードと小銭で脹れ上がっている。馬鹿げたカードが次々と溜まっていく。
インテグレートする仕組みを考えるべきだ。マツキヨのお得意様カードやら歯医者の予約券やら、図書館の利用者カードにクレジットカード、ヤマダ電器のカード。美容院にパン屋に、現金会員カード。家を出るときに、ブレインズの指示を受けるバージルのように、サンダーバード二号の格納庫に収める中身を決めなくてはならない。
全く馬鹿げている。
ついでにハンズに立ち寄って、そういえばカードを持ってきていないことに気がつくわけだ。
消費者の立場に立って、もう少し増しな仕組みを考えるべきだ。
折角なのだから、住基カードにみんなで乗っかったら良いんじゃないか。