今日の雑感・いじめの話

あぁ、済みません。コメントに関しては突然態度を変えました。でも、ウエブ管理人としては、自由な書き込みを許すという方が、余程度胸が居るのですよ。

書き込みは全部削除しますなんて、予め宣言するのはチキン野郎です。*1

何にせよ、私は私のために書くのです。特定多数のために何かを書くことは(少なくとも本文に関しては)しません、したくありません。ということです。

コメントが付いてしまったら、しかたがないから、コメントに対するお返事として書くことになるでしょうね。

まぁいいです。ところで、例の自殺予告の手紙を文部科学大臣が公開した件。善意の転載というやつは、事態が緊急性を帯びているという理由で、おそらく例外的にチェーンテキストの手法を使ったんだと思う。

まぁ、主催者は結果的にずいぶんと苦労なさったようだけれど。他人をコントロールできないから仕方ない。転載してくださいと書いてある転載記事が広まったら、そりゃ二次、三次と次々転載されるに決まってるよね。寧ろ、緊急性という意味ではそうなることで主催者の意図通りになったんではないか。

もし、同じ状況がまた起きたら、どうするのかな。

100万ユーザーを抱えるヤフーブログとはいえ、たかだか数百の転載に留まって、そのページビューを考えると、自殺予防の緊急性に関してはほとんど貢献しなかったと思うね。いろいろなことをヤフー内部の人や外部の人に考えさせたという点では大いに貢献したと思うけど。

さて、同じような状況が再現されたら、どうするかな。わたしなら、何かシンボルカラー、例えば緑色とか決めて、協力してくれる人のブログの背景を緑色にしてもらう。そんでもって、「一言メッセージ」に、何か書いて貰う。その方が善意の転載よりいくらか効果があるかもしれない。何しろ、ひとことメッセージは本人の言葉だし、常にブログの一番目立つところにあるからな。

私はそれくらいのことしか考えつかないね。

何にもしない。ただ見守るというのも、かなり有力な選択肢と思う。私は私の出来る範囲のことをする。例えば、朝の通学路に立って、子どもたちに一声掛ける、でもよいし、私は自分の子どもたちといろいろ話をする。

文部科学大臣が緊急声明を出したからどうのこうのではない。常日頃から、仲間を思いやることの困難さを考えさせる。誰もが、簡単にいじめられる立場に置かれることをイメージさせる。友人をいじめることが、決して特別なことではなく、ごくありふれたどこにでもあることと、意識させる。

他人事でない。大変身近なことであると言う。おまえたちは、口でいじめはダメとか言うが、実行を伴わせることがいかに困難であるか。毅然とした態度を取れるのか。周り中を敵に回して友人を守る覚悟が出来ているのか。

そういうことを自問し、子どもたちに尋ねる。そのようなことにブログも、転載も関係ないね。

*1:http://blogs.yahoo.co.jp/oyakonewsの話です。このダイアリはコメント出来ません。