輸入物のカブトムシ

先ほど、ヤフーの「おすすめブログ」に、コーカサスオオカブトムシの飼育日記のようなものが紹介されていた。つがいを一日だけ同居させたら卵を産み始めた云々。そりゃ拙いよ。

私は以前、幼虫を貰って飼ったことがある。オスを一匹だけだったが、何しろサイズがでかいから、飼うのも大変なのだ。また、カブトムシは大量の卵を産み散らかす。止めておけ、大変なことになるぞ。私は本気で忠告する。輸入物のカブトムシをつがいで飼って、卵を取ろうなどと思ってはいけない。< /p>

育てきれなくなるに決まっている。お友だちに配ろうとしても、あの気持ち悪い毛むくじゃらの巨大な幼虫を貰ってくれる人はあまりいない。もし誰かが貰ってくれたとしたら、それはあなたが抱えた苦労を他人にまき散らしていることになる。そして、羽化したコーカサスカブトムシの成虫の気の荒さはとても素人に扱えるものではない。鋭いトゲでけがをする。夜中にカゴの中をぶんぶんと飛び回る。もう無茶苦茶なのだ。

最悪は、飼いきれなくなって公園に放すこと。生態系の破壊につながるのだ。

コーカサスオオカブトムシを甘く見てはいけない。止めておけとくれぐれも言っておく。