まとめ(2)

おかげさまで、快適なヤフーブロガーライフを送っている。私がこのブログで心がけていることは、アクセスを気にしないことだ。従って、特定の読者を対象としない。不特定多数に対して書くことにしている。

転載問題に関する二つめのまとめを書く。

ひとつめは、http://blogs.yahoo.co.jp/oyakonews/865124.htmlにまとめてある。

私がここで問題にするのは、転載した側の意識である。

秋頃、神戸の町では右翼の街宣車が騒々しかった。中華街の入り口、大丸前で演説する街宣車上の人の曰く。拉致被害者が長い間訴え続けてきて、誰も耳を貸そうとしなかったとき、政治家に働きかけて、政府を動かしたのは我々の努力だ、とかなんとか。

私はその話が本当かどうか知らないけれど、迷彩服を着て、黒地に白文字の大型バスを乗り付けて、大音量で下手くそな演説をしていた。(演説している本人が、私は政治家のように上手にはしゃべることが出来ない、と言い訳していた)下手だったが、上記のように内容は伝わってきた。

バスの周りでは、若い衆が迷彩服を着て署名集めをしていたが、しかしね、その格好じゃ署名も集まらないと思うよ。でも、ニコニコしながらさも良いことをしているような振りをして署名や寄付を集める人たちより、きちんと自己主張して、身分を晒して署名を集める彼らは、町中で大音量の演説をやられて迷惑というのはあったのだけれど、信用できる気がした。署名はお断りしたけれども。

さて、善意の転載の呼びかけに応じた数百人の多くは、自分が転載した内容を余りまじめに読んでいないのではないか。

何となく良さげなオンライン署名活動かなにかのつもりで、転載ボタンをクリックしたのではないか。

良く読んで、十分に理解した上で転載したのだとしたら、その後の記事の変遷をどう思われたのだろうか。