ヤフーブログ正規版はこうなる

現在、ベータ版として運営されているヤフーブログが正規版になるとき、どのような姿になるかを根拠無く予想してみる。

転載機能はほぼそのまま残る。何しろ、ヤフーブログのセールスポイントだから。転載の可否がデフォルトで「可」もそのまま。

ただし、初期設定で転載機能を殺すことを選べるようになるが、これもデフォルトでは転載機能を「使う」設定となり、より多くのユーザーを相互転載の世界に招き込む。

二次転載可の仕様はそのまま残る。一方、転載を誘うような文言を入れることは一切禁止される。転載記事の画像の扱いも現行通り、画像ファイルそのものを転載先に渡さない。画像の配布が肖像権の絡みで問題が多いという判断である。

転載の可否をデフォルトで「不可」にすると、「転載可」の文書は作成者が周囲に広めたいという何らかの意図が含まれることになり、ユーザー間で楽しく使うという本来の趣旨から外れてしまう。従って、転載機能を残すのであれば、転載の可否はデフォルトで「可」が必然である。

(転載機能は、転載する側が主体的に転載するという前提で成り立っていることに注目すべきである)

また、初期設定で転載機能を殺した場合、転載されることのみならず、転載することも出来ない仕様となる。

初期設定でアバター不使用を選べるようになる。その場合、テーブルレイアウト廃止で、リキッドデザインになる。アバター不使用とした場合、そのブログ内では訪問者のコメントやゲストブックなどでも全てのアバターが表示されない。

ログのバックアップ(ローカルへの保存)がサポートされる。ただし、テキストデータのみ。

Wiki記法による外部サーバーからの画像などの参照は出来なくなる。何のために2GBもの容量をサービスしているかを考えると当然といえよう。

もちろん、私の空想である。いくつかが当たっていればよいけれど。

転載する側のマナーについて論議が盛んのようだが、転載機能の設定をみると、ヤフーとしてはユーザー同士の自由な転載ごっこに誘導しているようだ。記事の転載を奨励するような表現がトラブルを誘発しているケースをたまに見受ける。まずは転載される側のマナーを徹底する必要があるだろう。