大昔見た工ロ雑誌

随分昔、多分15年か20年くらい前。インターネットなんか無かった頃。投稿写真の雑誌を見た覚えがある。普通のコンビニや書店で売っているやつ。ビニール被っていたり、うらぶれた路地の自販機にあったようなやつではない。

要するに、今でも「****」という言葉は残っていると思うけれど、そういうような写真や、*****交渉をもったパートナーに写真を撮らせてもらったり、そういう素人が撮った写真を集めて雑誌を編集する。私は**雑誌という認識だった。この頃じゃ「写真」という言葉が随分古い響きだ。画像というのかな。

被写体と、撮影者と、雑誌編集者がどういう関係で結びついているのか、私には分からない。一般人の読者が、知人を被写体にして、撮影した写真を雑誌編集部に送り、いくらかの謝礼を受け取っている、そういうものと思っていた。

雑誌の中で、あられもない姿でピースサインを出している二人は、目の辺りに線が引かれていたり、顔にモザイクが掛かっていたりするわけで、ブログでそういう画像を見ると、私は昔のいかがわしい雑誌を連想して、なんだか見てはいけないものを見てしまったような、思わず隠したくなるような気分になる。